平野耕一
-
「イエス伝」(33)・・・イエスと女性たち2―ベタニヤのマリヤ 平野耕一牧師
今日は、ベタニヤのマリヤについて考えてみよう。彼女は先のサマリヤの女とは対照的なタイプであった。それゆえ、イエスの彼女との向き合い方は全く違っていた。イエスはステレオタイプで女性を見なかった。
-
「イエス伝」(32)・・・イエスと女性たち1―サマリヤの女 平野耕一牧師
イエスのやり方は、当時の伝統的な慣習から見れば、何もかも型破りに見えた。これはイエスが伝統を無視したり嫌ったりしたからではなく、むしろ伝統を重んじ、伝統の心を知っていたからだ。
-
「イエス伝」(31)・・・人間好きイエス 平野耕一牧師
イエスは一匹オオカミではなかった。彼はチーム・プレイヤーであった。それどころか、イエスは四六時中人々の中に自分をおいた。彼が一人で時間を過ごす時は祈りの時だけであった。
-
「イエス伝」(30)・・・自己愛を支えたもの 平野耕一牧師
イエスはこよなく自分を愛していた。父なる神から愛されている確信から、その自己愛は支えられていた。しかし、神の愛を知る前に、イエスは人からの愛を豊かに経験したに違いない。父ヨセフと母マリヤからの愛だ。
-
「イエス伝」(29)・・・イエスの自己愛 平野耕一牧師
福音書から受けるイエスの印象は、エネルギーの塊のような男らしさだ。イエスは権威をもって教え、癒やし、悪霊を追い出した。その力が聖霊から来たことは明らかであり、聖霊こそイエスの力の源であった。
-
「イエス伝」(28)・・・何がイエスを動かしていたのか 平野耕一牧師
誰にでも、その人を動かすものがある。ひとつの小さな単純な行為にさえ、その背後にそうさせる力が働いている。つまり、内面の動機が人を動かしているのだ。その動機が強ければ強いほど、個人の行為は、単純ではっきりしたものになる。
-
「イエス伝」(27)・・・イエスは種を蒔いた2 平野耕一牧師
イエスは一文章も書かなかった。彼は語ったのだ。彼のミニストリーはすべて、ことばを語ることにあった。それでは、書くことと語ることとの違いはどこにあるのだろうか。
-
「イエス伝」(26)・・・イエスは種を蒔いた1 平野耕一牧師
弟子たちはイエスの意図がつかめなかった。何故、イエスが種蒔きと4つの土地の話をしているのかをいぶかり、イエスに質問してきた。ガリラヤ地方のほとんどの人は農業をしていたので、当時の人ならだれでもよく知っていることなのだ。
-
「イエス伝」(25)・・・イエスの赦し 平野耕一牧師
罪人とレッテルを貼られた取税人マタイが、イエスのゆるしを受け、さらに弟子として召しを受けた時、自らの救いを記念して大食事会を催した。大勢の取税人や罪人が集まり、イエスと一緒に食卓を囲んだ。彼らは、イエスからゆるしが流れ出ることを直感した。
-
「イエス伝」(24)・・・罪の赦し 平野耕一牧師
「あなたの罪は赦された」。イエスは中風の男にズバリ宣言した。彼は全身麻痺で、仲間によって床にのせられたまま連れてこられたのだ。彼の願望は中風のいやしにあった。しかし、イエスは彼を見た瞬間にズバッと赦しの宣言をした。
-
「イエス伝」(23)・・・死人の生き返り 平野耕一牧師
イエスは言った。「青年よ。あなたに言う。起きなさい」。すると青年は起き上がってものを言い始めた。何とこの青年は、死んで棺におさめられていたのだ。人々は青年を葬るために棺を家からかつぎ出したところであった。
-
「イエス伝」(22)・・・宣教の開始4 平野耕一牧師
天が裂けて御霊がくだり、天の御国が近づいた。それは悪霊追放だけでなく、奇跡的な癒しとして現れた。人々がひどく驚いたのは、かつてこのようないやしを見たことも聞いたこともないからだ。
-
「イエス伝」(21)・・・宣教の開始3 平野耕一牧師
天が裂けて、天の御国が近づいた時、どんな現象が起こり始めたのであろうか。民衆はこの現象変化をすぐに察知した。彼らはみな驚いて、互いに語り合った。「これはどうだ。権威のある新しい教えではないか。汚れた霊をさえ戒められる。すると従うのだ」
-
「イエス伝」(20)・・・宣教の開始2 平野耕一牧師
霊界に激震が走った。イエスがバプテスマを受けて水の中から上がると「天が裂けて御霊が自分の上に下るのを見た」(マルコ1:10)のだ。
-
「イエス伝」(19)・・・宣教の開始1 平野耕一牧師
ついに、イエスは宣教を開始した。自分を公に現す前兆を待っていた。だから、「時は満ちた」が彼の第一声であった。イエスは、先駆者バプテスマのヨハネが国主ヘロデによって捕らえられたのを、宣教活動開始のサインと受け止めたのだ。
-
「イエス伝」(18)・・・時は満ちた 平野耕一牧師
「時は満ちた。天の王国は近づいた」。これが、宣教を開始したイエスの第一声であった。しかし、イエスの宣教を語り続ける前に、「時は満ちた」という一言を考察しなければならない。
-
「イエス伝」(17)・・・荒野の霊戦(下) 平野耕一
人類の代表者は2人いる。1人はアダムでもう1人はイエスである。アダムとイエスはサタンに誘惑された。
人気記事ランキング
-
聖書に無関心な若者に向き合う教会ユース教師の物語 映画「笛を吹け」が日本語字幕化
-
シリアの教会指導者ら、アサド政権崩壊させた反政府イスラム武装勢力の代表者らと会談
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(205)聖書と考える「年末SP~バントマン×放課後カルテ~」
-
ワールドミッションレポート(12月21日):バングラデシュ 決して失われない希望―バングラデシュの少女が祝うクリスマス(1)
-
ワールドミッションレポート(12月19日):コロンビア 過激なまでの許しの愛(2)
-
ワールドミッションレポート(12月18日):コロンビア 過激なまでの許しの愛(1)
-
ワールドミッションレポート(12月16日):ネパール ろうあの少年の驚くべき癒やし
-
シリア語の世界(13)数字・数詞小辞典、12使徒たちの名前 川口一彦
-
同志社大学、尹東柱に名誉博士号授与へ 戦時下の日本で獄死した韓国のクリスチャン詩人
-
米キリスト教系学校で銃乱射、2人死亡 容疑者は15歳の女子生徒
-
聖書アプリ「ユーバージョン」、2024年に最も人気のあった聖句を発表
-
聖書に無関心な若者に向き合う教会ユース教師の物語 映画「笛を吹け」が日本語字幕化
-
トランプ氏、次期政権の閣僚にメガチャーチの副牧師を指名
-
日本CCC元代表の栗原一芳氏死去、69歳
-
中国、家の教会に「詐欺」のレッテル貼り迫害 弁護士や教会指導者らが共同で非難声明
-
アインシュタインとフロイトが交わした往復書簡 『ひとはなぜ戦争をするのか』
-
同志社大学、尹東柱に名誉博士号授与へ 戦時下の日本で獄死した韓国のクリスチャン詩人
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(212)暗闇の中に輝くいのちの光 広田信也
-
癒やしを信じる信仰を働かせよう 万代栄嗣
-
聖書アプリ「ユーバージョン」、2024年に最も人気のあった聖句を発表
-
トランプ氏、次期政権の閣僚にメガチャーチの副牧師を指名
-
日本聖公会京都教区の高地敬主教が辞意表明 元牧師による性加害事件の対応巡り引責
-
韓国で「非常戒厳」宣言も6時間で解除 牧師ら「国のために祈る時」「党利党略離れて」
-
米キリスト教系学校で銃乱射、2人死亡 容疑者は15歳の女子生徒
-
ごめんなさい選挙 佐々木満男
-
聖書に無関心な若者に向き合う教会ユース教師の物語 映画「笛を吹け」が日本語字幕化
-
日本聖書協会がクリスマス礼拝、装幀者の長尾優氏が聖書事業功労者賞を受賞
-
韓国教会連合、WEAのソウル総会に反対を表明 CCKに続き
-
日本CCC元代表の栗原一芳氏死去、69歳