『こころの解放』の著書で知られるカナダのクリスチャン精神衛生医師グラント・マレン氏によるセミナーが4月、東京(12日)と仙台近郊(5日)で開催される。
セミナーでは、うつ病などの気分障害や不安障害といった心の問題を、医療と聖書の視点から解説。人を構成する身体・人格・霊という3つの領域が、それぞれどのように取り扱われるべきか、実践的な回復のアプローチを紹介する。主なテーマとして「恐れと不安に打ち勝つための3つの鍵」「気分と自殺のリスク要因」「恥(罪悪感などの苦しみ)からの解放」「赦(ゆる)しを通しての解放」の4つを取り上げる。
マレン氏は2019年に、自著『Emotionally Free』の邦訳本である『こころの解放』を出版して以来、継続して日本でセミナーを開いており、今回で4回目。心の病に悩む当事者だけでなく、その家族や友人、教会関係者の参加も多い。
セミナーを主催する国際NGO「オペレーション・ブレッシング・ジャパン」(OBJ)は、「日本では15人に1人が一生のうちにうつ病を経験するといわれていますが、適切な知識とアプローチがあれば、常に希望はあります。『心の重荷を解放し、喜びの人生を送りたい』『不安や孤独から解放され、心の平安を手に入れたい』と願っておられる方々にとって、本セミナーが新たな希望の一歩を踏み出す機会となることを願っています。どうぞ、お気軽にご参加ください」と呼びかけている。
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仙台近郊セミナーは4月5日(土)午前10時45分(受付10時15分)から午後5時10分。会場は拡大宣教学院(東北中央教会、宮城県黒川郡大衡村駒場彦右衛門橋183−6)で、定員50人。
東京セミナー(ハイブリッド開催)は4月12日(土)午前10時45分(受付10時15分)から午後5時10分。会場はお茶の水クリスチャン・センターの8階チャペルで、定員は対面150人、オンライン参加500人。
また、4月9日(水)と10日(木)には、同じくお茶の水クリスチャン・センターの4階会議室で英語のみのセミナーが開かれる。両日とも午後6時(受付5時半)から9時。定員は50人。
いずれも参加無料(席上献金あり)だが、事前申し込みが必要。セミナーの詳細、申し込みは、OBJのウェブサイトを。