クリスチャントゥデイは2024年、ニュースやコラム、寄稿など、合わせて約1200本の記事を配信しました。その中から、アクセス数に基づいたトップ10ニュース(国際編)を発表します。(国内編はこちら)
【10位】トランプ氏が副大統領候補に選んだバンス氏とは? 5年前に受洗、その信仰の歩み
米共和党の大統領候補だったドナルド・トランプ前大統領は7月、同党のジェームズ・デイビッド(J・D)・バンス上院議員を副大統領候補に選びました。自身の暗殺未遂事件が発生してから2日後のことでした。その後、11月に投開票された大統領選でトランプ氏は勝利し、来年1月にはバンス氏も副大統領として正式に就任することになります。前職はベンチャーキャピタリスト(投資家)ですが、白人労働者の貧しい家庭に生まれたバンス氏。その信仰の歩みを紹介します。
【9位】著名な無神論者のリチャード・ドーキンス氏、自身を「文化的なクリスチャン」だと語る
新無神論の申し子として数十年にわたってもてはやされてきた英国人生物学者で、『神は妄想である』の著者であるリチャード・ドーキンス氏が4月、ラジオ番組の中で、自身は「文化的なクリスチャン」だと語りました。英国でクリスチャンを自認する人が減少していることは「喜ばしい」としながらも、キリスト教が他の宗教に取って代わられるとしたら、「本当に恐ろしいこと」だとも話しました。
【8位】アメリカ長老教会、サラ・ヤング氏の世界的ベストセラー書を調査へ 禁書の可能性も
アメリカ長老教会(PCA)は6月、宣教師であり作家の故サラ・ヤング氏のベストセラー書『わたしは決してあなたをひとりにしない』(原題:Jesus Calling)を調査し、結果次第ではPCAでの取り扱いを禁止する可能性のある議案を総会で承認しました。ヤング氏は昨年8月に77歳で亡くなったばかりです。
【7位】フランスで復活祭に1万2千人が受洗 「脱キリスト教化」進む中でも増える洗礼志願者
カトリックが優勢な国として知られるフランスですが、近年は他の西欧諸国と同様、「脱キリスト教化」が進んでいるとされます。しかしその一方で、同国のカトリック教会では洗礼(入信)志願者がこの10年増加傾向にあり、2024年の復活祭(イースター)には1万2千人を超える記録的な受洗者が与えられました。
【6位】法廷で自らの信仰を語ったナワリヌイ氏、その勇気からクリスチャンは何を学べるか
ロシアの最も有名な反体制政治活動家の一人であるアレクセイ・ナワリヌイ氏が2月、北極圏の過酷な刑務所で亡くなりました。ナワリヌイ氏はもともと、「かなり好戦的な無神論者」を自認していましたが、後年はクリスチャンであることを公言していたとされます。2021年に開かれた公判の最終陳述では、自身のキリスト教信仰について詳細に説明したことが伝えられています。
【5位】米レイクウッド教会、150億円の会堂改築ローンを完済 オスティーン牧師が涙で報告
毎週の平均礼拝出席者数が4万5千人と、全米最大とされるメガチャーチ「レイクウッド教会」(テキサス州ヒューストン)が2月、銀行から借り入れていた150億円近い巨額の会堂改築ローンを完済しました。同教会のジョエル・オスティーン主任牧師が、礼拝の中で「負債から解放された」と涙ながらに報告しました。
【4位】全米最大のメガチャーチ、レイクウッド教会で30代女が発砲 女の子どもが頭撃たれ重体
全米最大とされるメガチャーチ「レイクウッド教会」で2月、女が発砲し、2人が負傷する事件が発生しました。女は長年、精神疾患を患っていたとされ、教会に居合わせた非番の警官2人によって射殺されました。
【3位】信仰を理由に殺害されたキリスト教徒は1年間で約5千人 最新の迫害報告書発表
国際的なキリスト教迫害監視団体「オープンドアーズ」は1月、世界各国におけるキリスト教徒に対する迫害状況をまとめた報告書「ワールド・ウォッチ・リスト」(WWL)の最新版を発表しました。それによると、キリスト教徒や教会に対する暴力は世界各地で増加しており、信仰を理由に殺害されたキリスト教徒はこの1年間で5千人近くに上りました。
【2位】テレビ伝道者ベニー・ヒン氏が「二大後悔」明かす 「繁栄の神学」の間違いを再度認める
かつて「繫栄の神学」を説くなどして物議を醸したカナダ人テレビ伝道者のベニー・ヒン氏が5月、最近のインタビューで、数十年に及ぶ自身の伝道活動において「最も後悔している」という2つの事柄について話しました。それは、「正しくもなく、主からのものでもなかった」預言を広めたことと、繁栄の神学を推し進めたことだと明かしました。
【1位】「キリスト教を嘲笑し愚弄」 パリ五輪開会式の「最後の晩餐」に批判相次ぐ
7月に行われたパリ・オリンピックの開会式で、イエス・キリストと12人弟子の最後の食事の場面を描いたレオナルド・ダビンチの名画「最後の晩餐」をほうふつとさせるパフォーマンスが行われたことを巡り、キリスト教界から批判の声が上がりました。「最後の晩餐」でイエスが描かれている食卓中央部分に、レズビアン活動家でDJのバーバラ・ブッチさんが立ち、ドラッグクイーン(女装した男性)やトランスジェンダーのモデルらが周囲の12弟子を表現しているとみられる内容でした。