キリスト精神に基づき人道支援活動を行う国際NGO「オペレーション・ブレッシング・ジャパン」(OBJ)は、困難を抱える単身高齢者やひとり親世帯などにクリスマスギフトを届けたいと、1口千円からの寄付を募っている。
コロナ禍などで生活が苦しくなったり、社会的に孤立したりしている世帯にギフトとともに「つながり」を届ける社会貢献活動として、OBJが一昨年から毎年この時期に実施している。昨年は12道府県で640人にギフトを届けた。今年は1000人に配布することを目標にしている。
各地でギフトを配布するパートナーの中には、地元の教会や自治会の関係者も多く、地域の孤立防止にもつながっているという。ギフトには、お米とクリスマスカード、オーナメント、菓子、絵本や文具などを用意。OBJのスタッフや見守りも兼ねた地域のパートナーが一軒一軒を訪問して手渡しする。
OBJは、家族や地域とのつながりがない人々にとって、クリスマスは孤独感が一層深まる季節だとし、「クリスマスが『誰かのために思いやりの行動を起こす日』として全国へ広まり、この日が苦しみや困難を抱えた方々にとって希望の日と変わりますよう、皆様の応援とご協力をお願いします」と呼びかけている。
アマゾンを通じた支援物資の寄贈も受け付けている。寄付の受付期間は12月25日まで。寄付の申し込みや問い合わせは、キャンペーン特設ページへ。