台風や豪雨などによる自然災害が発生しやすい時期を迎え、キリスト精神に基づき人道支援活動を行う国際NGO「オペレーション・ブレッシング・ジャパン」(OBJ)は、災害時に支援が届きにくい高齢者や障がい者などの災害弱者にいち早く物資を届けるため、フードドライブプロジェクトを始めた。フードドライブとは、家庭や職場などにある余剰食品を持ち寄る取り組みで、全国の個人や団体に参加を呼びかけている。
OBJは、実施するフードドライブプロジェクトを「青い箱(ブルーボックス)アクション」と命名。協力者に専用の青い箱(ブルーボックス)を送り、余剰食品をためてもらい、箱がいっぱいになればOBJに送り返してもらう仕組み。集めた食品は、災害時に助けの声を上げることが困難な災害弱者に届ける。
既に静岡県や宮城県、福島県などの教会で参加の動きがあり、OBJは、支援の輪がさらに広がっていくことを期待している。「誰でも気軽に社会貢献活動に参画できる」「食品ロスを誰かの『希望』に変えるフードドライブプロジェクトに、皆様の温かいご協力をよろしくお願いいたします」と呼びかけている。
申し込みは8月31日まで。回収する食品例は、1)レトルト食品・缶詰・カップ麺・アルファ米・子どものお菓子など、2)飲料水・野菜ジュースなどの飲料物、3)果物などの缶詰で、それぞれ賞味期限が1カ月以上あり、未開封のもの。プロジェクトの詳細や申し込みは、特設ページまで。