25年以上にわたって、ソマリアはイスラム過激派の温床となっており、国内および近隣諸国のキリスト者を絶えず標的にしている。
過激派のアル・シャバブは、ソマリアの大部分を支配している。同国の数少ない信者のほとんどが、イスラムからの改宗者だ。過激派の手を免れても、家族や地域社会からの圧力は厳しく、改宗を疑われただけでも、迫害、さらには殺人にまで発展することもある。
パンデミックにもかかわらず、アル・シャバブは今も活動を続けており、キリスト者を脅かしている。ソマリアはどの地域も危険だが、アル・シャバブの支配地域は特に危険だ。
イスラム教から改宗した全てのキリスト者は、家族、地域社会など全方位からの重大な危険にさらされている。迫害下にある同国兄姉らを覚えて祈っていただきたい。
■ ソマリアの宗教人口
イスラム 99・6%
プロテスタント 0・06%
カトリック 0・01%
正教会関係 0・28%