同様に、良い木はみな良い実を結ぶが、悪い木は悪い実を結びます。良い木が悪い実をならせることはできないし、また、悪い木が良い実をならせることもできません。良い実を結ばない木は、みな切り倒されて、火に投げ込まれます。こういうわけで、あなたがたは、実によって彼らを見分けることができるのです。わたしに向かって、「主よ、主よ」と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。(マタイ7:17~21)
急に秋めいた空気を感じるようになってきました。私たちの心が、コロナ禍にあって萎縮してしまってはいませんか。今日は、その萎縮した心に聖霊の風を迎え、クリスチャンとしてリフレッシュしてまいりましょう。
今日の聖書箇所は、イエス様のお言葉です。私たちは自然界が実らせたおいしい果実を味わうだけでなく、神から選ばれて命を与えられている自分自身も神によって愛された「良い木」であることを確認し、「良い実」を結ぶために毎日の生活の具体的な行動を考えていきたいと思います。
1. クリスチャンとして生きる
私たちは、教会の中では祈って賛美をしていても、教会の外である職場や家族、友人の輪の中となると、果たしてクリスチャンとして生きているでしょうか。自分で勝手に「隠れキリシタン」になってはいないでしょうか。私たちは、神様からクリスチャンとしてのいのちを与えられているのですから、すべての時間でクリスチャンとして生きていきましょう。
2. クリスチャンとしての行動をする
コロナ禍で心が萎縮し、怯えて、クリスチャンらしく生きることを諦めていないでしょうか。クリスチャンとして祈り、証しをし、祝福を持って行動して人々と接していきましょう! 社会全体も、コロナの影響が残っていても復活に向けて動き始めようとしている中で、クリスマスを前にしたこの時期にクリスチャンである私たちが動き始められないのは残念です。クリスマスに向けて自分の行動を見つめ直し、私たちを縮こまらせる枠を取り払い、伸びやかにクリスチャンにふさわしい行動をしようではありませんか!
3. イエスに喜ばれる生きざまをする
自分の願い事ばかりをイエス様に祈っていませんか? イエス様に願うことは熱心でも、神の御心、御言葉は行わない、そんないつまでも赤ちゃんのままのクリスチャンでは残念です。イエス様に喜ばれる者に成長しましょう。イエス様は「神の言葉を聞いてそれを行う者がわたしの家族だ」とはっきり言われています。神のお言葉を聞いて行う人、それがイエス様の御心にかなう者であるということを心に刻みましょう。
深まりゆく秋の中で、私たちの霊的な環境を変えましょう。悪魔に怯えて怖がりながら生きるのではなく、クリスチャンらしく生き生きと伸びやかに生きることができるように今、祈り、行動しましょう。
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