同志社大学は6日、インターネットの掲示板に、同大の各キャンパスの主要構造物を5日午前11時に一斉に爆破するという内容の書き込みがあったことについて、被害はなかったことをホームページで発表した。
同大は爆破予告を受け、学生や教職員らの安全を最優先に考え、5日は終日キャンパスへの立ち入りを原則禁止に。大学施設内の不審物の確認、不審者への警戒、施設周辺の巡回などを行ったが、予告時刻における爆発などの被害はなかったという。
爆破予告の書き込みが明らかになったのは7月31日。同大は、威力業務妨害として警察と連携し、必要な措置を講じていくとしていた。
爆破は、同じ京都市にある立命館大学に対してもほぼ同じ文言で予告されている。立命館大の場合、予告日時は6日午前8時15分から午後8時15分にかけてで、同大はこの日、各キャンパスと附属校各校を閉鎖し、学生や生徒、児童、教職員らの立ち入りを禁止する措置を取っている。