京都府警は18日までに、大麻取締法違反(所持)などの容疑で、同志社大学の男子学生2人を逮捕し、別の男子学生2人を書類送検した。同大の松岡敬学長は19日、「大変遺憾であり、事実関係を早急に確認し、厳正に対処する」とコメントした。
共同通信やNHKなどの報道によると、主犯格の学生が8月、ツイッターで大麻の購入を呼び掛けるコメントをしていたのを、警察が発見。発信者を特定し、11月に学生の自宅アパート(京都市上京区)を調べたところ、乾燥大麻約0・9グラムが見つかった。さらに、この自宅アパートを拠点に、他にもコンパなどで知り合った友人の学生3人も大麻を所持していたため、同容疑で逮捕・書類送検した。
逮捕されたのは、主犯格とされる同大1年の学生(21)と、友人とされる同大2年の学生(同)の2人。22歳と23歳の同大3年の学生2人は書類送検された。
事件を受け、松岡学長が同大の公式サイトで発表したコメントは以下の通り。
本学学生の逮捕報道について
この度、本学学生が大麻取締法違反などの疑いで検挙されました。
本学では、違法薬物に関してあらゆる機会を通して注意喚起を行ってきましたが、今回このような事件が発生したことは大変遺憾であり、事実関係を早急に確認し、厳正に対処する所存です。
本学学生には、引き続き違法薬物には決して関わることがないよう強く注意を喚起します。
同志社大学 学長 松岡 敬