京都市内の繁華街などで声を掛けた女性を性風俗店にあっせんしたとして、同志社大学の学生を含む男4人が職業安定法違反(有害業務の紹介)の疑いで逮捕されたとの報道を受け、同大は23日、事実関係を早急に確認し、厳正に対処するとのコメントを大学のホームページで発表した。
報道によると、逮捕されたのは京都市内のバーの経営者(24)と店員(25)、京都産業大学の学生(22)、事件当時19歳だった同志社大学の学生(20)の4人。男らは昨年1月と3月、京都市内の女子大生ら2人を大阪市内の性風俗店に紹介し、雇い入れさせた疑い。
学生が女性に声を掛けてバーに誘い、高額な飲食代を請求。代金を支払えなくなった女性を、性風俗店にあっせんするやり方を繰り返していたという。逮捕された4人を含む、京都市内の学生ら約20人のグループで活動していたとされ、あっせん先の店からは、紹介料として売り上げの一部を受け取り、2017年6月以降、7千万円以上を得ていた。
同大は「このような事件が発生したことは大変遺憾であり、被害にあわれた方々には深くお詫び申し上げます。本学学生においては、このような行為に加担することがないよう強く注意を喚起します」としている。