2013年初春。イエス・キリストによって医療への恐れを取り除かれ、平安を与えられた私は、次々に良い病院、愛ある医師たちと出会い、さまざまな流れを経て3度転院・・・。ついに、都内の某大学病院にたどり着いたのです。
ここでも、担当してくださった先生は穏やかで優しいベテランの先生でした。診察の際、ふとパソコン上にあった紹介状の文面が目に入りました。今まで受診した2つ病院で、私が話したこと(Xというカルトの洗脳によって、怖くて長らく病院に行けなかったことなど)が詳細に記載されていました。丁寧な申し送りを見て「なんて自分は神様から愛され、守られているのだろう!」と感謝しました。
手術日は、約2カ月後の「4月12日午前9時~」に決まり、それに向けて数々の検査と治療が始まりました。定期的な採血・採尿はもちろん、数回にわたりホルモン調整の注射を打ちに行きました。通常なら、この注射で一時的に生理を止め、筋腫を小さくし、手術の負担を軽減できるそうですが、巨大過ぎる私の筋腫には“焼け石に水”、ほとんど効果が無く、変わらず大量出血の生理が来てしまいました。
ですから当然、重度の貧血はまったく改善せず、希望していた「自己血」(手術中に輸血を要した際、自分の血を使えるよう、あらかじめ取っておく血液)の採血ができませんでした。しかし、「イエス様がそばにいてくださるから大丈夫!」という平安に変わりはありませんでした。
加えて、子宮と卵巣のMRl検査の他、形成外科にて血栓の有無を調べるための透視(IVP)検査など、巨大筋腫でなかったら行う必要のない検査も受けなくてはなりませんでした。かつて足のリンパ線を傷付け、痛みと腫れで半年間も歩行困難で苦しんだにもかかわらず、血栓が無かったのは幸いでした。が、その後に見せられた腹部のMRI画像は、かなり衝撃的でした。
お腹一面を支配する、歪んだ、不気味な黒い斑点模様の丸い物体。それは膀胱・尿管・胃腸を圧迫しているだけでなく、脊椎から骨盤にかけ、へばり付く形で骨を押し潰そうとしていました。「肉腫」の可能性もあると言われた「変性筋腫」の恐ろしい姿でした。
不気味な黒い斑点部分は、「壊死してドロドロになっている部分」とのことでした。さらに、腹水も溜まり始めていたので、あのまま放置していたら、そのうち破裂して死んでいた!と思うと、あらためてX信者の人たちの救いを祈らずにはいられませんでした。「波動を入れても、熱心に墓参りをしても、病気は治らないのだ。それどころか、かえって酷くなるのだ」と伝えたい!と思いました。今でも祈っています。
手術日間近となった3月31日。当時所属していたS先生の教会にて洗礼を授けていただきました。この日は、イエス・キリストの復活を祝う「復活祭」ということも重なって、とても恵まれた洗礼式となりました。「罪深かった古い私は、イエス様と共に死に、イエス様と共によみがえった!!新しくなったぞーー!!」と、霊的世界に向け、大々的に宣言しました。マルセ先生も遠方から駆け付け、お祝いくださいました。
それからしばらく経ち、手術まであと5日と迫った主日礼拝後、「預言セミナー」がありました。チームに分かれて祈り合った際、S先生はじめ教会メンバーの皆さんが「手術の成功と子宮筋腫の癒やし」を祈ってくださいました。
その祈りが最高潮に達した時でした。「クッ!」と、お腹の中で何かが縮まるのを感じました。すると、一人の姉妹が「あっ。今、小さくなった気がする!」とおっしゃいました。
術後・・・その衝撃的な結果を知ることとなるのです!!
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