カトリック新聞社(カトリック中央協議会事務局新聞事業部)が運営するニュースサイト「カトリック新聞オンライン」が2月28日で閉鎖する。昨年6月から休止状態だったが、諸般の事情により、週刊ニュースレターと共に同日付で閉鎖するという。同社が20日に発表した。
同社が発行する週刊紙「カトリック新聞」は1923年、「公教青年時報」として創刊した。月2回の発行で始まり、9号からは「カトリックタイムス」と改題。翌24年から旬刊(月3回)になり、31年からは「日本カトリック新聞」と再び改題し、週刊となった。45年には用紙不足などで休刊になるが、46年に「カトリック新聞」として復刊。カトリック新聞オンラインは、創刊90周年を記念して2013年1月からスタートした。
カトリック新聞オンラインは、週刊紙であるカトリック新聞と同じ姿勢を持ちつつも、異なるサービスとして週刊紙とは違う記事も掲載してきた。同社は「引き続き、記事は週刊紙『カトリック新聞』をご覧くださいますよう、お願い致します」としている。
なお、カトリック新聞のホームページでは、各号の記事の見出しは確認でき、「今週の記事1本」として、各号につき記事1本はインターネット上でも公開されている。