上智大学グリーフケア研究所が開設している2年制のグリーフケア人材養成講座の受講生の募集が、14日から始まる。同研究所は、病気や災害、事故などで大切な人や物を失った後に体験する心理的・社会的・スピリチュアルな「悲嘆(グリーフ)」を、悲嘆者と共に受け止めるグリーフケアを専門とする日本初の教育研究機関。
死と向き合う死生学を基盤とし、さまざまな喪失によるグリーフを抱える個人や共同体に対してスピリチュアルケアを提供できる人材の養成を目指し、ケア対象者、ケア提供者が共に各自の死生観、スピリチュアリティーを十分に生き、共存できるケア関係の構築を目指している。
募集は東京と大阪で行われており、出願期間は、いずれも2016年11月14日から始まり、東京は2017年1月31日まで、大阪は2017年1月20日まで(当日消印有効)。募集人数は、東京が60人、大阪が36人。詳細は同研究所ホームページを参照。
開講期間:2017年4月〜2019年3月
受講料:年間24万円(受験料3万円、入学料2万円)
<東京>
開講曜日:毎週水曜日午後6時45分〜8時15分、第1・3土曜日午前9時15分〜午後4時45分
開講場所:上智大学四谷キャンパス(東京都千代田区紀尾井町7−1)
<大阪>
開講曜日:毎週水曜日午後6時半~8時、第2・第4土曜日午前9時半〜午後4時40分
開講場所:上智大学大阪サテライトキャンパス(大阪市北区豊崎3−12−8 サクラファミリア2階)