「京都非公開文化財特別公開」が10月28日から11月7日まで行われる。京都市指定文化財の京都ハリストス正教会も公開される。
「京都非公開文化財特別公開」は、公益財団法人京都古文化保存協会が主催、京都府と京都市後援で毎年、春と秋に開催されている。京都の文化財を公開することで文化財への関心を広げることを目的に1965年から始まり、今回で70回目。京都市17カ所、八幡市4カ所の計21カ所が公開される。
京都市内では、上賀茂神社や下鴨神社、法然院などの仏教寺院や神社のほか、中京区の京都正ハリストス正教会の生神女(しょうしんじょ)福音聖堂の聖障(イコノスタス)や聖像(イコン)、聖器物なども公開される。
また11月6日には、朝日カルチャーセンター主催で「京都ハリストス正教会の壮麗なイコン見学」と題して、立命館大学の門屋秀一氏が同教会の生神女福音聖堂の30枚のイコンに書かれた聖人たちの生涯と伝説について解説する見学ツアーが開催される。
詳細は、京都古文化保存協会(電話:075・754・0120、メール:[email protected]、ホームページ)。