関東学院大学(横浜市)は、総合物流企業の株式会社ギオン(相模原市)が、同大の課外活動に対する支援を決定したことを受け、同大の横浜・金沢文庫キャンパスの野球場および総合グラウンド、サブグラウンドの名称を「関東学院大学 金沢文庫キャンパス GION ATHLETE PARK」に変更したことを発表した。名称の変更は9月1日から。
寄付は、クラブ活動の活動費として使われる予定で、寄付を受けての名称変更は、2021年8月までとなっている。同大が、寄付者を顕彰する目的で施設名称を変更するのは、横浜・金沢八景キャンパスのグラウンドを今年3月に「関東学院アストロフィールド」と変更して以来2例目となる。
今回名称が変更する施設は、1984年5月に開場され、神奈川県大学野球連盟および関東ラグビーフットボール連盟の公式戦の会場としても利用されている。変更後の正式名称は、「関東学院大学 金沢文庫キャンパス GION ATHLETE PARK」だが、媒体や文字数の制限などを想定し、「関東学院大学金沢文庫キャンパスギオンパーク」「関東学院大学金沢文庫ギオンパーク」「関東学院大学ギオンパーク」「ギオンパーク」など、複数の略称も設定している。
相模原市中央区に本社を持つ株式会社ギオンは、国内に50以上の拠点を持ち、6つの関連会社と共にビジネスを展開する総合物流企業。CSRの一環として、地域・神奈川県に密着するかたちでスポーツ振興に取り組んできた。地元サッカーチームや野球チーム、オートバイレーサーへの支援活動、各種スポーツイベントの開催などに加え、2014年には相模原市のスポーツ施設、相模原市麻溝公園競技場のネーミングライツ権も取得している。