ネパールの山中で24日、21人が乗った地元航空会社「タラ・エア」の小型プロペラ機が消息を絶った。当局者は墜落した可能性があると話している。英ガーディアン紙などが伝えた。
同紙によると、プロペラ機は24日朝、ネパール西部のポカラを出発し、離陸8分後に連絡が途絶えたという。タラ・エアのスポークスマンはAFP通信に対し、プロペラ機はポカラを出発し、約70キロ離れたジョムソンに向かっていたと説明している。
プロペラ機には、外国人2人を含む乗客18人と、乗員3人の計21人が乗っていた。タラ・エアは現在、救助用ヘリコプターを飛ばすなどして捜索を行っている。
空港関係者によると、ポカラとジョムソンの間にはプロペラ機が着陸できるような場所はなく、墜落した可能性が高いという。プロペラ機の到着予定時刻から既に2時間余りヘリコプターで捜索を行っているが、厳しい天候状況で捜索は難航しているという。