インド洋の島国モーリシャスから、フランスの首都パリへ向かっていたエールフランス463便のトイレで20日未明、爆弾の疑いのある不審物が見つかり、ケニアの空港に緊急着陸した。
AFP通信によると、このエールフランス機は、現地時間19日午後9時にモーリシャスを出発し、同20日午前5時50分にパリに到着する予定だったが、不審物が見つかったため、ケニア南部モンバサのモワ国際空港に同20日午前1時前に緊急着陸した。
報道によると、トイレで爆弾の疑いのある不審物が発見されたためで、緊急着陸後、乗客459人と乗員14人全員が避難した。現在、軍や警察の爆破物専門家が不審物を回収し、調査している。また、乗員乗客の身元の確認も行っているという。
エールフランスでは先月中旬と今月上旬、米国発パリ行きの便に対し、爆弾を仕掛けたなどと脅迫する電話があり、緊急着陸する事件があった。