自身が勤務する訪問介護会社の経営者宅兼事務所に火を付けたとして、訪問介護員の八島正子容疑者(52)=宮城県角田市=が1月31日、現住建造物等放火未遂容疑で逮捕された。河北新報などが伝えた。
同紙によると、角田市にある経営者宅は、規模の大小含め昨年10月7、9、12、20日の計4回火災があり、20日に発生した火災で全焼した。警察は今回、このうち12日に発生した角材の一部が燃えた火災に関与した疑いで、八島容疑者を逮捕した。
全焼したのは、八島容疑者の同僚である訪問介護員、橋本啓さん(58)方の家で、橋本さんの妻が、八島容疑者と橋本さんが勤める訪問介護会社の役員を務めている。
八島容疑者は容疑を否認しているが、FNNによると、警察は、八島容疑者と橋下さん夫婦の間に何らかのトラブルがあり、八島容疑者が少なくとも2件の火災に関与したみて捜査を進めている。