成田国際空港(千葉県成田市)内にあるゴミ箱に放火して、ゴミ箱を変形させたとして、無職・浦山英美容疑者(47)=住所不定=が20日夜、器物破損容疑で逮捕された。日本テレビが伝えた。
日本テレビや産経新聞によると、浦山容疑者は20日午後10時ごろ、成田空港第2ターミナル1階北ウェイティングエリアのゴミ箱に放火し、ゴミ箱を破損させた疑いが持たれている。ゴミ箱は金属製で、中にあった紙くずにライターで火を付けたという。火はすぐに消し止められ、他に被害はなかったという。
一方、浦山容疑者は6日前から成田空港内に滞在していたという。防犯カメラの映像から浦山容疑者を割り出した。浦山容疑者は、イライラしていたと話し容疑を認めている。
成田空港のホームページによると、第2ターミナル1階北ウェイティングエリアは、24時間利用できる場所で、約16畳の横になれる畳スペース「ファミリースペース」や、435席の座席が整備され、自販機や旅行ガイドなども置いてある。