愛媛県四国中央市川之江町の国道11号線で17日午後9時20分ごろ、高校生ら10代の男女4人が乗った乗用車と大型トラックが正面衝突する事故があった。この事故により、乗用車に乗っていた高校生を含む16歳の男女3人が死亡した。NHKなどが伝えた。
NHKによると、死亡したのは、高校1年生の久米井胡里さん(16)、高校2年生の井村愛里紗さん(16)、とび職の三宅巽也さん(16)の3人。いずれも香川県在住。乗用車を運転をしていた18歳の男性は軽傷で、大型トラックの運転手にけがはなかった。
現場は片側1車線の緩いカーブで、乗用車は香川県方面から松山市へ向かう途中だったという。乗用車は、事故により大破した。
四国中央市は愛媛県の東端に位置する市で、東は香川県、南東は徳島県、南は高知県に隣接している。川之江町は、四国中央市の中でも香川県寄りに位置する。
事故のあった国道11号線は、徳島市から高松市を経由して松山市を結ぶ国道。日本道路交通情報センターによると、18日午前6時5分現在、国道11号線で交通規制などの情報は入っていない。