【CJC=東京】南米ウルグアイの競売企業「カステル」は16日までに、教皇フランシスコが以前に保有していたタブレット端末「iPad」が競売に出品され、3万500米ドル(約363万円)で落札されたと報告した。売上金はウルグアイの首都モンテビデオにある学校に寄贈される。米CNNテレビが報じた。
この「iPad」の背面にはスペイン語とイタリア語で教皇の尊称と「バチカンのインターネット・サービス」の文字が刻まれている。キーボードと、教皇の個人秘書がサインした証明書も一緒に出品されたという。
教皇フランシスコは、昨年にも贈り物の米国製大型オートバイ「ハーレーダビッドソン」を寄贈したことがある。バイクは競売に出され、通常の販売価格の10倍以上の28万4000ドルで落札されていた。また、教皇の署名が入ったハーレーダビッドソンのジャケットは約6万8000ドルで引き取られていた。