宮城県石巻市で今月5日(日)から26日(日)にかけて、「スペインフードフェスタ」が開催されている。このイベントは、慶長遣欧使節が石巻を出港して400年になるのを記念して石巻市が主催して行っているもので、市内の飲食店で行われている。
慶長遣欧使節は、「独眼竜」の名で知られる仙台藩祖、伊達政宗が将軍徳川家康に許可を得て、当時のスペイン国王フェリペ3世およびローマ教皇パウルス5世に派遣した使節。宣教師ルイス・ソテロを正使、伊達の家臣でキリシタンとしても知られる支倉常長を副使とし、慶長18年9月15日(1613年10月28日)に現在の石巻市から出港した。
期間中、市内の協賛店ではスペイン料理やこだわりのワインが提供され、来店者の中から抽選で20人にスペインワインとチョリソーの詰め合わせがプレゼントされる。
協賛店の一覧はこちら。問い合わせは、石巻市産業部観光課(電話:0225・95・1111 内線3535)まで。