シリア
-
アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞 「ホワイト・ヘルメット―シリアの民間防衛隊」が受賞
2月26日、米国で第89回アカデミー賞の授賞式が行われた。短編ドキュメンタリー映画賞には、シリアの民間防衛隊ホワイト・ヘルメットを描いた作品が選ばれた。ホワイト・ヘルメットは、シリアで殺害された日本人ジャーナリストの後藤健二さんが生前、取材を重ねていた。
-
民間主導では日本初 WCRP、難民支援協会と共同で難民受け入れへ
世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会(東京都杉並区)は9日、難民支援協会と共同で、トルコにいるシリア難民を留学生として受け入れる「プライベート・スポンサーシップ」を開始すると発表した。民間主導による難民受け入れ制度は、日本初の試みとなる。
-
チョコ募金でイラク・シリア難民の子どもたちに支援を バレンタイン展
イラク戦争後、現地の医師たちの声を聞き、立ち上がった日本イラク医療支援ネットワーク(JIM−NET)が、「チョコ募金」として、がん患者の子どもたちが描いた絵をモチーフにした缶に、支援協力をしている六花亭のチョコレートを詰め、販売している。
-
トランプ米大統領、迫害下のキリスト教難民の受け入れ優遇を表明
トランプ氏は27日、米国における難民政策と査証(ビザ)政策を厳格化する新たな大統領令への署名に先立ち、キリスト教系の米CBNニュースのインタビューに応じ、「私たちは、彼ら(迫害下にあるキリスト教徒)を助けます。彼らはとんでもない扱いを受けているからです」と語った。
-
「新しい世代」を夢見るアレッポの教会、若夫婦の子育てを支援
シリア内戦で激戦地となった同国第2の都市アレッポ。その荒廃した町で、地元の教会が、若い夫婦と子どもたちを支援する画期的なプログラムを提供し、「希望の再建」を手掛けている。昨年には、100人余りの子どもの誕生を祝うことができた。
-
「決してシリアを忘れていない」立教大の学生が企画「シリア・モナムール」上映会・講演会(1)
「今世紀最大の人道危機」と言われるシリアの状況に胸を痛め、行動を起こした大学生がいた。立教大学異文化コミュニケーション学部の山田一竹さんだ。昨年末、同大で行われたイベントを取材した。
-
キリスト教徒の12人に1人が迫害に直面 北朝鮮は16年連続で最悪
米国オープン・ドアーズは11日、2017年版の「ワールド・ウォッチ・リスト」を発表した。これは、キリスト教徒への迫害が厳しい上位50カ国をまとめた年次報告書で、今年で25年目になる。それによると、世界のキリスト教徒の12人に1人が迫害に直面している。
-
世界各地でクリスマス祝う イラクではISから解放後3年ぶりのミサも
異常気象、地球規模の地殻変動、それらにも影響を受けてか、政治的思惑によるためか、人種・民族間の抗争と避難民の大量発生、移動中の遭難と、相次ぐ悲劇的なニュースに緊迫が増すばかりの世界で、2016年のクリスマスが祝われた。
-
教皇フランシスコ、クリスマスメッセージでテロ犠牲者に慰めの言葉
ローマ教皇フランシスコは25日、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ大聖堂のバルコニーから、毎年恒例のクリスマスメッセージを読み上げ、「ローマと全世界」(ウルビ・エト・オルビ)を祝福した。
-
アレッポで市民ら数千人の避難停止
米CNN(日本語版)によると、シリア政府軍がほぼ全域を制圧したシリア北部アレッポをめぐる情勢で、国際赤十字委員会(ICRC)は16日、同市東部の反体制派が残る地区から数千人が避難する作戦が停止したと発表した。
-
シリア内戦北部で激化 シリア人ジャーナリストに聞く「国際社会のすべきこと」
反体制派が支配するアレッポ東部地域を、シリア政府とロシアを含む複数の軍が「完全に制圧した」と勝利宣言を発表した。アレッポの街はどうなっているのだろうか。カナダ在住のシリア人ジャーナリスト、モハメッド・マームッドさんに話を聞いた。
-
教皇フランシスコ、アサド大統領に書簡で平和的解決を訴え アレッポで約8万人の文民が死に直面
ローマ教皇フランシスコは、シリアのローマ教皇大使であるマリオ・ゼナリ枢機卿を通じて同国のバッシャール・アル=アサド大統領に書簡を送り、同国の暴力をやめて敵対関係を平和的に解決するよう訴えた。
-
「イスラム国」が新たな動画公開、キリスト教徒を殺害 少年兵による処刑シーンも
過激派組織「イスラム国」(IS)は10月28日、キリスト教徒の処刑や、女性や子どもたちを殴るシーン、また少年兵らによる捕虜の処刑を取り上げた新しい動画を公開した。動画は40分ほどで、傘下のテロリストのチャンネルで公開された。
-
シリア内戦:ウェールズ聖公会「アレッポの病院爆撃は戦争犯罪」
ウェールズ聖公会は、英国の他の4つのキリスト教会に加わって、シリア北部の都市・アレッポにおける戦闘をやめるよう呼び掛けた。これらの教会は、「非戦闘員を標的にして殺害した」責任のある者たちについて、戦争犯罪としてその責任を問うよう求めた。
-
シリア内戦:フィンランドの教会、24日まで「アレッポのための鐘」を鳴らす 広がりは世界へ(動画あり)
戦争で荒廃したシリアの都市・アレッポの犠牲者を覚えて暴力に抗議しようと、フィンランド全国にある教会の鐘が鳴っている。ルーテル世界連盟の広報部門であるルーテル世界情報や世界教会協議会などが14日、公式サイトでそれぞれ伝えた。
-
米認定のシリア難民、98%がイスラム教徒 キリスト教徒は0・5%
9月までの1年間で米国への入国が認められたシリア難民は1万2587人で、98・2パーセントに当たる1万2486人がイスラム教徒だった。一方、キリスト教徒は0・5パーセントに当たる68人しかいなかった。米CNSニュースが報じた。
-
アレッポのキリスト教徒とイスラム教徒の子どもたち、紛争終結求め共同で祈りへ
シリア北部アレッポのアルメニア・カトリック教会の指導者、ブトロス・マラヤティ大司教は、バチカンのフィデス通信に、アレッポのキリスト教徒とイスラム教徒の少年少女たちが、死の爆撃を終わらせるために共に祈るために集まると語った。
-
伊アッシジで宗教対話集会
カトリックの聖人フランシスコゆかりの地、イタリア中部アッシジで18日、世界の宗教対話集会「宗教者サミット」が開幕した。アッシジ教区、フランシスコ関係諸修道団体、聖エジディオ共同体などが組織した。
-
キリスト教支援組織「ワールドヘルプ」、アレッポに緊急支援 「議論ではなく行動の時」(動画あり)
シリア現地で活動しているキリスト教支援組織「ワールドヘルプ」は23日、激しい戦闘が続くシリア北部の都市アレッポに閉じ込められている人々に、食糧と寝具類の緊急支援物資を供給していると発表した。アレッポの最近の危機に対する支援の第一弾となる。
-
戦闘激化のアレッポで毎日7500人に食事配給 キリスト教徒とイスラム教徒に「希望」与える現地教会
アレッポのイエズス会司祭が、カトリック教会によるアレッポ残留市民への支援について語った。シリア北部の都市アレッポでは、ここ数週間の内に戦闘が激化し、多くの死者と数千人の避難民が出ている。水道や電力が遮断され、市民約200万人に影響が出ている。
人気記事ランキング
-
「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説
-
若者の77%がイエスについて知りたいと思っている 米世論調査
-
国内最高齢の女性映画監督、山田火砂子さん死去 日本人キリスト者の半生描いた作品多数
-
山梨英和大学、パワハラで学長ら2人を「降任」の懲戒処分
-
世界最高齢者は116歳、サッカー好きのブラジル人修道女 長生きの秘訣は?
-
ミャンマーのカトリック教会、大聖堂指定から2週間たたずに空爆直撃 使用不可能に
-
トランプ米大統領、「反キリスト教的偏見」根絶を目指すタスクフォースなど創設
-
花嫁(20)おひなさま 星野ひかり
-
保育の再発見(27)この30年をどう過ごしてきたか
-
「今、私はクリスチャンです」 ウィキペディア共同創設者がキリスト教に回心
-
「こんな悲惨なミャンマーを見たことはない」 政変から4年、ヤンゴン大司教が来日会見
-
国内最高齢の女性映画監督、山田火砂子さん死去 日本人キリスト者の半生描いた作品多数
-
トランプ米大統領、「反キリスト教的偏見」根絶を目指すタスクフォースなど創設
-
後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(1)「苦しみ」の原因 三谷和司
-
説教でトランプ米大統領に不法移民らへの「慈悲」求めた聖公会主教、説教の意図語る
-
山梨英和大学、パワハラで学長ら2人を「降任」の懲戒処分
-
神学者トマス・アクィナスの顔、法医学の手法で復元 死因にも新説
-
「新たなケア」と「限界意識のスピリチュアリティー」 宗教学者の島薗進氏が講演