関西2府10県の約500教会が協力する関西フランクリン・グラハム・フェスティバルは最終日の24日、夜のメイン大会を終え、閉幕した。3日間のフェスティバル期間中に連夜3回のメイン大会と、性別、年齢別の3回の集会が開かれ、延べ3万782人が来場、決心者は1765人に上った。
第1日目の午前は女性を対象としたレディース・フェスティバル、第2日目の午前10時からは子どもたちを対象にしたキッズ・ファミリー・フェスティバル、午後1時からはビジネスマンを対象にしたバンケット(宴会)が開かれた。
第1日目のレディース・フェスティバルには、女性を中心に3217人が来場した。ビリーグラハム伝道協会の協力伝道者ロバート・カンヴィル氏が講演し、12年間も出血の止まらない女性がイエスによって癒やされた出来事(マルコ5・25〜34)から、イエス・キリストの救いの力を証しした。講演後、招きに応えて大勢の来場者が講壇の前に出て信仰を決心した。
第2日目の午前に大阪城ホールで開かれたキッズ・ファミリー・フェスティバルには子どもたちを中心に約5000人が集まった。光の子どもインターナショナル・クリスチャン・スクールに通う子どもたちが、名作「クリスマス・キャロル」をミュージカルで披露した。強欲な主人公スクルージがクリスマスイブに改心する心温まるストーリーを通して、多くの子どもたちが罪の悔い改めと信仰の決心へと導かれた。
第2日目の午後に大阪市のリーガロイヤルホテルで開かれたバンケット(宴会)には、ビジネスマンを中心に500人が出席した。関係者によると、参加者のうち約200人はノンクリスチャンだったという。日本アイ・ビー・エム最高顧問の北城恪太郎氏が登壇し、フランクリン・グラハム氏の父ビリー・グラハム氏の日本での大会で信仰を決心したことを明かした。また、イエス・キリストを信じる信仰によって、いつでも心に平安をもって仕事に臨めたことを証しした。
最終夜のメイン大会では、約1万人収容の会場がほぼ満席になった。フランクリン・グラハム氏は、イエスと当時の宗教指導者ニコデモ(ヨハネ3・1〜21)との対話を説きながら、「宗教はあなたを救うことができない。ただイエス・キリストに対する信仰のみがあなたを救う」と信仰の決心を呼び掛けた。
講演後、講壇の前には400人に上る決心者が集まった。
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