学校法人青山学院(東京都渋谷区)と学校法人活水学院(長崎市)は27日、教育提携に関する協定を締結した。同日、活水中学・高校のチャペルで調印式が行われ、両学院の関係者が出席した。
両学院は共に、米国のメソジスト監督教会から派遣された宣教師が設立した学校を源流とするプロテスタントのミッション系学校法人。協定は、両学院に共通するキリスト教教育の一層の充実と発展、また中高等教育の連携強化を図ることを目的としている。
教育連携の主な内容としては、青山学院大学と活水中学・高校の授業連携、学生・生徒・児童の交流、教職員の交流・研修を考えており、具体的な内容については今後協議していくという。
調印式は、活水学院の崔炳一(チェ・ピョンイル)宗教主任の司式により礼拝形式で行われた。青山学院の山本与志春院長、青山学院大学の稲積宏誠(ひろしげ)学長、活水学院の湯口隆司院長、活水女子大学の広瀬訓(さとし)学長、活水中学・高校の石村直義校長らが出席。調印後には、山本、湯口の各院長があいさつを述べた。