津田塾大学(髙橋裕子学長、東京都小平市)は21日、カトリック系の中高一貫女子校2校と高大連携協定を締結した。これにより、同大が連携協定を締結するのは、2023年度だけで6校、通算で8校となる。
今回新たに連携協定を締結したのは、光塩女子学院中等科・高等科(烏田信二校長、同杉並区)と、カリタス女子中学高校(萩原千加子校長、川崎市)。21日には同大で、それぞれの関係者が出席して締結式が行われ、協定書への署名や写真撮影などを行った。
光塩女子学院中等科・高等科はベリス・メルセス宣教修道女会(スペイン)、カリタス女子中学高校はケベック・カリタス修道女会(カナダ)と、それぞれカトリックの女子修道会を設立母体としている。
同大は、今年発行予定の新5千円札の肖像画に採用されているキリスト教徒の津田梅子が創設者。昨年12月には、いずれもプロテスタント系の遺愛女子中学・高校(北海道函館市)、捜真女学校中学部・高等学部(横浜市)の2校と連携協定を結んでいる。