ローマ教皇フランシスコは2日、石川県で1日に発生した能登半島地震を受け、バチカン(教皇庁)国務長官のピエトロ・パロリン枢機卿を通じ、被災者に向けて電報(英語)を送った。バチカンが同日発表した。
教皇は電報で、地震による人命の損失と被害に「深い悲しみ」を表明。被災した全ての人に対し、「心からの連帯と霊的な寄り添い」を約束するとし、特に犠牲者とその遺族、また行方不明者の救助のために祈ると伝えた。
その上で、「この悲劇の犠牲者を支援する行政当局と救急隊員を励まし、慰めと力を与える神の祝福が全ての人にあるよう祈る」と述べた。