米カリフォルニア州内に複数のキャンパス(拠点)を持つメガチャーチ「ハーベスト・クリスチャン・フェローシップ」の主任牧師で大衆伝道者のグレッグ・ローリー氏による伝道集会「第34回ソーカル・ハーベスト・クルセード」が1、2の両日、同州アナハイムの屋内競技場「ホンダセンター」を会場に開催され、6700人以上がイエス・キリストを信じる決心をした。
収容人数約1万7千人のホンダセンターはこの週末、超満員となり、集会には2日間で延べ3万2千人以上が参加。さらに集会はネットでライブ配信され、約21万5千人が視聴した。
南カリフォルニア(ソーカル)を舞台とした毎年恒例の伝道イベントとして、集会はこれまで同じアナハイムにあるエンゼル・スタジアムを会場に行われてきたが、今年は会場を変更。ホンダセンターでの開催は、これが初めてとなった。
今年のテーマは「イエスが全てを変える」。土曜日の1日は、カリフォルニア州出身のCCM歌手フィル・ウィッカム、ワーシップバンド「パッション」、ヒルソング・ユナイテッドで長らくボーカルとして活躍し、現在はソロ活動をしている歌手タヤらが出演。その後、ローリー氏が「イエスとあなた」と題してメッセージを伝えた。
日曜日の2日は、ハーベスト・クリスチャン・フェローシップのバンド「ハーベスト・ワーシップ」のほか、クリス・トムリンやマイケル・W・スミスら、長年ワーシップ界を導いてきた著名なクリスチャン歌手が出演した。
集会開催後の発表(英語)によると、決心者は対面参加者が3735人、オンライン参加者が3059人の計6794人だった。
また、集会1週間後の8日には、1960~70年代に米西海岸で起こった「ジーザス・ムーブメント」で多くの人が洗礼を受けたことで有名なパイレーツ・コーブ・ビーチで洗礼式が行われ、国内外から訪れた4500人以上が洗礼を受けたという(関連記事:「聖霊の力強い働き」 1日で4500人超が受洗、多くの受洗者が起こされた理由とは?)。
ローリー氏による伝道集会「ハーベスト・クルセード」は、1990年に始まって以来、米国だけでなく、カナダやニュージーランド、オーストラリアでも開催されている。主催するハーベスト・ミニストリーズ(英語)によると、対面参加者は累計800万人を超え、さらにオンライン参加者も数百万人に及ぶ。これまでに70万人以上が、この伝道集会を通してイエス・キリストへの信仰を告白している。
■ 第34回ソーカル・ハーベスト・クルセード(7月1日、2日)の動画