わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。(ヨハネ14:3)
御国への道を備えてくださった主イエスは、またこの地に来られます。行って、また帰ってきて、弟子であるあなたたちを迎えると、神のご計画を教えてくださいました。
「わたしの行く道はあなたがたも知っています」と主は言われましたが、弟子であるトマスは「わかりません。どうして、その道が私たちにわかりましょう」と、イエスの行く道について聞きました。
イエスは弟子たちに、霊的なことを教えられました。それは、イエスの十字架での死と墓からの復活、御国への昇天のことです。イエスが御国の王として天の御座に着き、信じる者と神との間の仲介者となり、最後の審判の時には、天から地上に再臨し、信じて救われた者を御国へ迎えると言われました。
キリスト者の生きる道は、たとえその時には何が起きているのか分からなくても、後になれば解き明かされ、神の御心の真実を理解し、悟っていくことができます。道、真理、いのちであるイエス・キリストに、弟子である私たちはついていきます。聖書の御言葉を通してイエスが教える道しるべに従い、真理を知り、神からのいのちを得るという特権が与えられています。主を信じる私たちを、天の御国に迎え入れてくださる主に感謝します。
神と共に生きる私たちは、神と愛の関係にあり、聖霊によるいのちを得ています。私たちの国籍は天にあります。それは、何にも変えがたい大きな希望です。地上では、天の御国の影を追って生活していますが、たとえ困難があっても、主にある希望は失望に終わることがありません。
「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい」(ヨハネ14:1)とあるように、これからの時代、さらに大きな困難があったとしても、私たちは心を騒がせず、御言葉に信頼し、父なる神を信じ、イエス・キリストを信じて、主から離れることのないように、自分の心を見張っていく必要があります。
私たちは主の花嫁として、再び来られるイエスを待ち望みます。そして主が来られたときは、天の御国で主と共に永遠に生きることができます。イエス・キリストにある天の御国への希望に期待し、感謝します。
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