あなたがたは肉によってさばきます。わたしはだれをもさばきません。しかし、もしわたしがさばくなら、そのさばきは正しいのです。なぜなら、わたしひとりではなく、わたしとわたしを遣わした方とがさばくのだからです。(ヨハネ8:15、16)
「また、人をそれぞれのわざに従って公平にさばかれる方を父と呼んでいるのなら、あなたがたが地上にしばらくとどまっている間の時を、恐れかしこんで過ごしなさい」(1ペテロ1:17)
「多くの国々と大王たちが彼らを奴隷に使い、わたしも彼らに、そのしわざに応じ、その手のわざに応じて報いよう」(エレミヤ25:14)
「わたしが、定めの時を決め、わたしみずから公正にさばく」(詩篇75:2)
「主への恐れはきよく、とこしえまでも変わらない。主のさばきはまことであり、ことごとく正しい」(詩篇19:9)
「イエスは私たちに命じて、このイエスこそ生きている者と死んだ者とのさばき主として、神によって定められた方であることを人々に宣べ伝え、そのあかしをするように、言われたのです」(使徒10:42)
全てを正しく裁かれる方は、清い神です。人は悪魔が支配するこの地上での生活の中で、朽ちていく体を持ちながら、互いに自分の価値観で裁き合い、滅びの道を歩んでいます。イエス・キリストは地上にいたとき、地上での法律で人を裁きませんでした。永遠に生きるいのちのために、聖書の言葉で人を正しく裁かれます。キリストと天の父の裁く権威によって、最後の審判の時に正しい裁きが行われます。
キリストは人間の救い主であると同時に、裁き主として世に来て、主の主、王の王となられたからです。律法に2人の証言は真実であると書かれており、遣わした父が証しされますとイエスは言われました。イエスは、キリストである証拠を3つ挙げました。
1)神から人間に与えられた聖書の律法が、イエスがキリストであると証言している。イエスの十字架刑の死とその血が、罪のためのいけにえと罪の贖(あがな)いを意味しているから。
2)キリストであるイエスだからこそ、イエスはキリストであると証言できる。天から下ってきた者だけが、神とキリストを知っているから。
3)キリストを遣わした神が、イエスがキリストであると証言している。天の神がキリストを処女マリアから生まれさせ、キリストを十字架の死からよみがえらせ、キリストを天に引き上げたから。天の神が、イエスはキリストであると証言しておられます。
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