日本中の全てのスタジアムで何万人もの人が毎日、何時間も、王の王なるイエス・キリストに熱中し、賛美する姿を見たい――神からのビジョンに突き動かされた若者たちが15日、単立・炎リバイバル教会(東京都足立区)で賛美集会「グローリー」を初開催した。
集会を企画したのは、緑が丘しおん教会(千葉県八千代市)の伝道師である中島豊さん。集会では、「日本に主の栄光が満ちていくために必要なのは、私たちの賛美。私たちがここで主を賛美するとき、この国を勝ち取ることができる。この賛美をやめることはない」と宣言した。
きっかけは、中島さんがいつものように自宅の近くを散歩していたときのこと。「主の宮を建ててくれないか」という神からの迫りを心に感じたという。「もしそれが神様の願いなら、やり方を教えてくださいと祈っていました」
それからしばらくたったある日のこと、聖書を読んでいると、箴言27章18節の「主人の身を守る者は誉れを得る」が心に留まった。「王様がこうしなさいと命じたら、部下はすぐに従う。自分の王であるイエス様が、主の宮を建ててくれないかと言っているのだったら、やりたい。そのようにして、主人であるイエス様を守っていきたい」と思ったという。
中島さんの心にすぐに思い浮かんだのは、賛美集会を開くことだった。学生時代には賛美集会の働きに関わったこともあったが、就職し家庭を持ってからは遠ざかっていた。しかし、神の呼びかけに確信が与えられ、すぐに賛美奉仕をする友人に思いを打ち明けた。すると友人は、仲間と主を賛美する中で、日本に主の栄光が満たされるようにという祈りに導かれた最近の体験を分かち合ってくれたという。「それを聞いたとき、賛美集会のために祈っていたときに与えられたハバクク書2章14節の御言葉と一致していると思いました。水が海を覆うように、地は主の栄光を知ることで満たされる。日本に主の栄光が満ちていく。この御言葉はそうなることを宣言しています」
グローリーのビジョンは、全ての人が救われ、共に主を賛美することだ。集会で中島さんは、「これからも3、4カ月に1回のペースで賛美集会を開催していきます。来年には千人、やがては3万人の賛美集会を毎月、全国でさせてくださいと祈っていますが、実現すると思います。それは主が、全地が主の栄光を知ることで満たされると語っているから」と力を込めた。「皆さんの助けと祈りが必要です。主の栄光が日本に満ちていくのを見たいという方がいれば、ぜひ自分の賜物を用いて共に主の御心に仕えていけたら」と呼びかけた。
集会の模様はオンラインでライブ配信され、会場にも若者を中心に約30人が集まり、賛美と交わりの時を持った。次回の開催は5月ごろを予定している。グローリーでは、多くの働き手を必要としており、奉仕ボランティアを広く募集している。奉仕ボランティアの申し込み・問い合わせは、専用フォーム、またはメール([email protected])まで。