全国の教会がそれぞれの地域で一致し、ただイエス・キリストの統治を祝うためだけに集まることをビジョンとする祭典「ジーザス・レインズ・ジャパン」が13日、銀座ブロッサム中央会館(東京都中央区)をはじめ全国7カ所で同時開催された。東京では午前にパレードが行われ、日比谷公園を出発点に約1時間の道のりを、「イエス・キリストが日本の統治者(ジーザス・レインズ・ジャパン)」と宣言し、主を賛美しながら練り歩いた。
今年の開催地は東京、大阪、青森、福島、長野、滋賀、沖縄の7都府県。5年前の終戦記念日に東京で初開催されたのをきっかけに、賛同者を集めながら開催地を拡大してきた。祭典最大の特徴は、出演者が誰も名前を名乗らないこと。「ただイエスの御名だけを賛美し、祝う」というシンプルで力強いビジョンに、全国各地で賛同する教会が次々と立ち上がっている。関係者の切なる願いは、全国の教会がこのビジョンに一致して立ち上がり、祭典が2030年までに47都道府県で同時開催され、「イエス・キリストが日本の統治者(ジーザス・レインズ・ジャパン)」であることが日本全土で宣言されることだ。
東京のパレードは小雨が降る中で始まり、後半は土砂降りの雨となる中、参加者たちは、東京の大都会を清める恵みの雨を降らせてくださる主に感謝し、予定されていた全行程を笑顔で行進した。
午後1時から始まった祭典では冒頭、角笛隊が高らかに角笛を吹き鳴らし、主を褒めたたえた。祭典のために結成されたワーシップチームとダンスチームが、次々に歌とダンスのパフォーマンスを披露。著名なクリスチャンアーティストらも名前を名乗らずステージに立ち、巧みな演奏で主を賛美した。
また、47都道府県と世界各国のための祈りに加えて、日本社会の柱となる8つの領域――芸術と娯楽、ビジネス、教育、家族、政府、メディア、宗教、医療福祉――のそれぞれで主の統治がなされるために、各領域に携わる参加者が代表して祈りをささげた。
祭典の終盤、キリストの統治を象徴する王冠がステージに掲げられると、会場の賛美は最高潮に達した。
開催地のために祈った牧師は、全都道府県の各地域にある教会が聖霊の火を受けて一致し、天におけるイエス・キリストの統治がこの地に実現することを宣言し、熱心に求める働きが日本全国に広がることを求め、次のように祈った。
「ジーザス・レインズのこの炎が、47都道府県に広がっていきますように。私たちはこの日本を愛しています。そして私たちの家族を、友人を、教会を、何よりもあなたを愛しています。イエス様、あなたになら一致できます。あなたは昔も今も、そしてこれからも、変わることのないお方だから。変わることのないお方に一致することが、一番素晴らしいことです」
各地で行われた祭典の模様は、公式ユーチューブチャンネルでライブ配信され、現在も再生回数を伸ばしている。ジーザス・レインズ・ジャパンの関連情報は、公式フェイスブックで随時発信していくという。