終戦記念日の15日、王なるイエス・キリストの御名をパレードや音楽、ダンスを通して賛美し、祝う祭典「ジーザス・レインズ・ジャパン」が東京や大阪、福島、沖縄など7都府県で同時開催された。東京では午前にパレードが行われ、会場のなかのZERO(東京都中野区)を出発点に約1時間の道のりを、ジーザス・レインズのロゴマークの入った旗や世界各国の国旗を手に練り歩いた。午後は歌とダンスで力の限り主を賛美し、会場が一つとなって47都道府県と世界各国のために祝福を祈った。
祭典最大の特徴は、出演者が誰も名前を名乗らないこと。特定の教会や個人の名前は極力出ないように配慮され、イエス・キリストの御名だけに焦点が当てられるようにプログラムが進行する。もともとはフィリピンのセブ島で9年前に始まった祭典だが、同国では「ただイエスの御名だけを賛美し、祝う」というシンプルで力強いビジョンに多くのクリスチャンが共鳴し、今では全土を挙げて行われる国内最大級の祭典となっている。
日本でも4年前の終戦記念日に東京で初開催されたのをきっかけに毎年行われるようになり、賛同者を集めながら開催地を拡大してきた。今年の開催地は東京、大阪、青森、福島、長野、滋賀、沖縄の7都府県。関係者の切なる願いは、全国の教会がこのビジョンに一致して立ち上がり、祭典が2030年までに47都道府県で同時開催され、「イエス・キリストが日本の統治者である(ジーザス・レインズ・ジャパン)」ことが日本全土で宣言されることだ。
この日、開催地のために祈った牧師は、4年前に東京で始まったこの祭典が、すでに日本の各地に広まっていることを神に感謝し、次のように願った。
「2020年から2030年までの勝利の10年間に、神様、あなたの統治を認める神の子たちが、日本全国に立ち上がります。その者たちは恐れを知らず、古い宗教的な縛りを気にせず、ただイエス様だけとつながることを望み、ただイエスの御心だけを行うことを望む者たち。なぜなら、彼らは真理を知っているから。ジーザス・レインズ、私たちはこの真理を知っている。そして、ヨハネの福音書には、真理があなたがたを自由にすると書いてある。このジーザス・レインズが日本に広がっていくとき、日本の神の子たちはますます解放され、ますます縛りから解かれる。ますます美しく、ますます完成されていく、キリストのように。そう信じます」
そして、会場のなかのZERO大ホールに収まらない多くの人々が押し寄せる場面を、主が祈りの中で見せてくださったと証しし、「人々が、神様を礼拝したくて、神様を信じたくて、神様を本当にあがめたくてたまらない、そのような大きな波がやってきます」と力強く宣言した。
祭典の模様は、ユーチューブ(@関東首都圏・@沖縄)やフェイスブックでライブ配信され、国内にとどまらず、世界各国から視聴された。動画は現在も再生回数を伸ばしている。9月21日と22日には、関連イベントとして「ジーザス・レインズ・ジャパンリーダーズサミット」の開催を予定している。ジーザス・レインズ・ジャパンの関連情報は、公式フェイスブックで随時発信していくという。