先月、無神論協会の秘書官の素晴らしい回心を伝えたケニアだが、現在、カルトや偽教師が横行しているという。
この問題に立ち向かっているインドの宣教団体ワールドミッションプレス(WMP)によると、 一部のカルトはこの地域や彼らの特定のプログラムに資金を投入しており、多くの点で強いと思われる現地の教会でさえ、偽りの教えの脅威にさらされているという。
その結果、聖書の基礎的教えから逸脱が起きているというが、ケニアの信者たちは、WMPが提供する教理集の「みことば小冊子」などを使って、これに対抗している。
牧師たちは手紙を書いて資料を求め、みことば小冊子やその他の教材を使って、キャンプや青少年活動、トレーニングなどを通じ、異端の教えを見破るための訓練をし、さまざまな分野で活躍している。
成長の著しい地域では、奇跡やしるしを重んじるあまり、教理を軽視して、異端の教えもはびこる。それらに立ち向かうためには、御霊の与える剣である「神のことば」(エペソ6:17)、つまり適正な聖書的教えが必要だ。
聖書的な教理教育が進み、異端的カルトからケニアの教会が守られるよう祈っていただきたい。
■ ケニアの宗教人口
プロテスタント 56・8%
カトリック 21・5%
英国教会 8・9%
正教 0・8%
土着宗教 7・2%
イスラム 8・3%
ヒンズー 0・4%