アイスランド国家登録庁の7月12日の発表によると、昨年12月から今年7月までの期間で最も信者数を増やした宗教セクトは、古ゲルマン系の新興宗教のアサトゥル協会だったことが分かった。
国教会の福音ルーテル教会は依然として最大教派で、昨年12月から75人減少して22万9642人となったが、アサトゥル協会は215人増加し、5310人となった。
国教会とアサトゥル協会の間には、カトリック教会(1万4699人、48人増)、レイキャビク自由教会(1万9人、18人減)、ハフナルフィヨルズル自由教会(7366人、28人増)がある。
アサトゥル協会に次いで大きなセクトは、無神論を推進するヒューマニスト協会で、会員数4231人で192人増加した。
これで分かるのは、総じてキリスト教派は減少傾向が強い。アイスランドは伝統的にキリスト教徒が多い国だが、他の欧州諸国同様、信仰は伝統の域を出ず、形骸化が著しい。
この地にも聖霊の新生が伴うリバイバルが必要だ。アイスランドの信仰復興のために祈っていただきたい。