2020年11月3日、米国大統領選挙は共和党の現職ドナルド・トランプと、民主党のジョー・バイデンの間で争われました。開票の結果、主要メディアによれば、獲得選挙人数はトランプが232人、バイデンが306人となり、12月14日には、選出された選挙人による投票が実施され、2021年1月20日に民主党のバイデンが第46代米国大統領に就任すると報道されました。
ところが、通常の大統領選挙であれば、大統領就任式に向け粛々と準備が進められるはずですが、今回の選挙はまったく様相が異なる展開になっています。
選挙不正疑惑を通して現れた暗闇
今回の選挙では、数多くの不正疑惑が全米各地から報告されていますが(前回のコラムで紹介)、相変わらず主要メディアは、一貫してこれらの疑惑に目をつぶり、徹底した偏向報道を繰り返しています。一般のTVや新聞からは、正確な情報を得ることができません。
一方で、不正の規模があまりに大きく多岐にわたっていたため、インターネットを通し、不正を伝える個別の発信が積み上がり、トランプ大統領の再選をどうしても阻みたい暗闇の存在を、多くの人が知るようになりました。
暗闇は、巨大な利権によって拡大し、既に米国の立法、行政、司法に加え、主要メディア、CIAなどの情報機関全般に及び、米国全体をのみ込むような勢いです。これらの暗闇は人々の日常生活にも忍び寄り、自由な信仰心を脅かす存在になっています。もちろん、日本への被害も徐々に拡大しています。
暗闇に立ち向かう人々の声
このような暗闇に抗議する一般市民の声は、米国だけでなく世界中に広がり続け、各地でトランプ大統領を支持する集会が持たれるようになりました。米国においては、数万人規模の大きな集会が行われ、これに抗議する極左団体との衝突も起こり、今後、国を分断する暴動に発展する危険が増しています。
今後、2021年1月6日には、両院合同会議が行われ、上院議長であるペンス副大統領が州の選挙人投票の結果を開封し、大統領選挙の結果を承認する予定になっています。ペンス副大統領はこの場において、明らかな不正を理由に選挙結果を無効にすることも、不正報告のない州の結果だけをもって選挙結果を翻すことも可能な立場にあります。
もちろん、ペンス副大統領がこのように判断するためには、明確な理由と、米国民の大きな支えが必要になるところです。司法判断が十分でない中、彼の判断に世界中の注目が集まっています。
既にトランプ大統領は自らのツイッターで、1月6日にワシントンDCに集まるように米国民全体に呼び掛けていますが、おそらくこの日、ワシントンDCのキャピトルヒルを埋め尽くす人々は100万人を超え、前代未聞の大きな集会になることでしょう。利権に汚れたグローバリストから米国を取り戻すため、米国民の声が結集されます。
歴史の転換点に向け、祈りをささげたい
私たちは2021年の初めに、このような歴史の転換点を迎えているのです。残念ながら、偏向報道に覆われた私たちには、自らの危機的な状況を正しく判断する力さえなくなっているように思います。
このような中ですが、全能なる神様はこの歴史の転換点を通し、世界の善良な市民のために信仰と希望と愛を備えてくださることを信じたいと思います。暗闇の中に、神様からの一筋の光を見いだすことができますように・・・。2021年、愛する世界中の人々の上に、神様の祝福が満ちあふれますように・・・。
光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。(ヨハネの福音書1章5節)
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