カトリック大分教区の浜口末男(はまぐち・すえお)司教が28日午後5時1分、悪性黒色腫のため大分大学医学部附属病院で死去した。72歳だった。大分教区などが同日、公式サイトで発表した。
1948年、長崎市西出津町生まれ。67年、福岡サン・スルピス大神学院に入学し、75年司祭叙階。大曽教会(長崎県新上五島町)主任司祭、高松教区事務局長、櫻町教会(高松市)主任司祭などを経て、2011年に大分教区司教に任命された。
通夜は29日午後6時半から、大分カトリック教会を会場に司祭団のみで行われる。葬儀ミサ・告別式は30日午前11時から、同教会で司祭団と各小教区の代表1人、各修道会・宣教会の代表1人のみで行われる。葬儀ミサの模様はユーチューブでライブ配信される。
また、追悼ミサ・献花とお別れ式が来年1月11日午前11時から、同教会で司教団と司祭団、各小教区代表、各修道会・宣教会代表で行われる。同日午後1時から4時までは、追悼ミサの参列者ではなくても同教会でお別れをすることは可能だという。