日本バプテスト連盟は7日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、礼拝をネット配信する教会が増えていることを受け、同連盟発行の『新生讃美歌』に収録されている賛美歌の使用について文書で通知した。
通知文書では、礼拝を録画してインターネットに掲載・公開する場合、または不特定の人がアクセス可能なオープンスペースで礼拝を配信する場合、著作権消滅(パブリック・ドメイン)・著作権フリーの賛美歌に加え、日本バプテスト連盟が管理する賛美歌であれば、2020年の期間限定で同連盟に許可申請なく使用できるとし、全該当曲のリストを提示した。
リストによると、同連盟管理は341曲、著作権消滅は54曲、著作権フリーは3曲で、計398曲。『新生讃美歌』には計693曲収録されており、約6割は許可申請なく使用できることになる。
一方、それ以外の曲を使用する際には、該当部分を動画から削除するか、著作権管理者への申請手続きが必要だとし、申請する場合は同連盟宣教部の「教会音楽室」に問い合わせるよう求めている。