ローマ教皇フランシスコがクリスマスの25日、公式インスタグラム(@franciscus、英語他)に、育児に忙しい母親を助けるよう呼び掛ける1枚のウィットに富んだ画像を投稿した。
画像は、聖母マリアが横になって休み、父ヨセフが幼子イエスをあやしているもの。教皇は画像に、「ナティビティ(キリストの降誕)の特別な一場面を描いたものを提供いただきました。『お母さんに休息を』というタイトルです」とコメントを添えている。
教皇のインスタグラムには、約640万人のフォロアー(読者)がおり、投稿から3日で画像には39万人が「いいね」した。
一方、教皇は25日正午、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ広場で、クリスマスのメッセージ「ウルビ・エト・オルビ(ローマと世全界へ)」を語った。紛争や社会的混乱に苦しむ中東や東欧、南米、アフリカの国々の名前を一つ一つ挙げ、それぞれの地に平和が訪れるよう願い、最後には「この祝いの日に、主がすべての人に優しさをもたらし、この世の闇を明るく照らしてくださいますように」と祈りをささげた。