久保田早紀の名でデビューし、引退後は本名で教会音楽家として活動を続けている久米小百合さんのデビュー40周年記念BOX「久保田早紀プレミアム」が、来年1月31日に発売される。久保田早紀時代の音楽活動を集大成したCD9枚、ブルーレイ1枚、ブックレット1冊で構成されたセット。ソニー・ミュージック・ショップで専売される。
久米さんは1979年、売上140万枚超の大ヒットシングル「異邦人」でデビュー。当時は久保田早紀の名で活動し、15年間でオリジナルアルバムを7枚リリースした。84年に引退し、翌年には音楽家の久米大作さんと結婚。久保田早紀として活動していた期間に洗礼を受けていた久米さんはその後、神学校で学び、教会音楽家として活動している。
記念BOXの内容は、▽オリジナルアルバムCD7枚、▽ラストツアー東京九段会館「フェアウエル・コンサート」(1984年)ライブCD2枚、▽「フェアウエル・コンサート」ブルーレイ1枚、▽久米さん本人へのロングインタビューを基にした約5万5千字に及ぶインタビューライナー、ディスコグラフィー、未公開アーティスト写真などを掲載したブックレット(80ページ)、▽3方背ケース。
また、アルバム未収録シングル、バージョン違い音源をボーナストラックとして各アルバムに収録。1984年にNHK-FMで放送された久保田早紀主演・脚本、ふたりの部屋「ドウ・ユ・ラブ・ミー」の同名の主題歌も初めて商品化され収録されている。この他、ラストアルバム「夜の底は柔らかな幻」に収録予定であったが見送られ、カセットベストにのみ収録された別MIXの「お友達(LP ver.)」も、CDでは初めて収録されている。
CDはいずれも紙ジャケット仕様で、最新リマスタリングを施した高品質 Blu-spec CD2 規格。
先着予約特典として、シングル「異邦人」とセカンドアルバム「天界」のプロモーション用二つ折りカラーパンフレットの復刻レプリカがセットで付く(なくなり次第終了)。価格は税別2万2千円。詳細・予約は特設ページを。