今月23日から3泊4日の日程で来日するローマ教皇フランシスコの公式テーマソング「PROTECT ALL LIFE 〜時のしるし〜」がこのほど公開された。
同曲は来日テーマ「すべてのいのちを守るため 〜PROTECT ALL LIFE〜」の基となった、教皇フランシスコの回勅『ラウダート・シ』(2015年)収録の「被造物とともにささげるキリスト者の祈り」から着想を得て制作された。教皇来日に関わる各会場でBGMとして使用されるほか、東京と長崎で行われるミサでは、教皇に向けて披露される予定。
一方、同曲を作詞・作曲したのは、人気グループ「嵐」「KAT-TUN」の楽曲などを手掛けた音楽プロデューサーの井上純さん。井上さんはジャニーズ事務所で両グループを担当し、嵐の「Love so sweet」「Happiness」他、多数の楽曲・アルバムでディレクターとして関わり、KAT-TUNの作品においても、「Keep the faith」「Love yourself ―君が嫌いな君が好き―」他、多数の楽曲・アルバムでアーティスト&レパートリー(A&R)として携わってきた。
「PROTECT ALL LIFE」の作曲では、井上さんが現在、代表取締役CEOを務めるアマデウスコード社が制作した作曲AI技術も使用されている。歌唱は、東京を中心に活動しているドリーマーズ・ユニオン・クワイアーが担当した。
同曲は、ミュージックビデオ(MV)や振り付けビデオ、カラオケバージョン、インストルメンタルなど幾つかの種類の動画が公開されている。また、教皇来日のための公式サイトでは、歌詞や譜面も公開されている。