<本文と拓本>文字30(1671+30=1701)
六合昭蘇(六合が昭蘇すれば)、百蠻取則(百蠻<外国民>は則を取る)。道惟廣兮應惟密(道は惟れ廣く兮應は惟れ密なり)。強名言兮演三一(強いて言を名付ければ三一を演ぶ)。主能作兮臣能述(主は能く作し臣は能く述ぶ)・・・
<現代訳>
天地四方は明るく活気し、外国の民族も模範としました。景教の教えの道は広く、奥深い。強いて名づければ三一と申します。主は何事もなされ、しもべはそれを記述し・・・
<解説>
撰述(せんじゅつ)が最終段落に来て、三一の神名で完結します。三一の主がすべてを成し遂げられたことを述べています。
※ 参考文献
『景教—東回りの古代キリスト教・景教とその波及—』(改訂新装版、イーグレープ、2014年)
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