元夫Aからの突然の「離婚」宣告。まさに青天のへきれき!一瞬、時が止まり、思考が止まり、しばらく声も出ませんでした。
「価値観が違う。これ以上、自分1人が家族のために働いて犠牲になりたくない。他に好きな人ができた。すべてをリセットし、1人で再スタートをしたい。自分は結婚には向いていない etc ・・・」と、いろいろな理由を並べられました。
しかし、それらの問題が起きた原因は、圧倒的なコミュニケーション不足によるものでした。相手に対する間違った思い込みで「ズレ」が生じ、それが徐々に大きくなって「亀裂」が起き、ついに「爆発」した結果なのだと思います。
患難の時期だからこそ、2人でしっかりじっくり話し合い、将来のビジョンを共に設計できていたら、逆に強い絆が生まれていたことでしょう。私は、「やっと子どもも授かったのだし、大変な経済状況は今だけ。きっと“忍耐”で乗り越えられる。たとえ今、モラルハラスメント的な行為を受けていても、余裕ができてくればそれも終わる!」と、関係回復への希望は捨てていませんでした。ですから、Aの決断に大きなショックを受けました。
それからというもの、Aからの“離婚を迫る圧力の日々”が続きました。外出先から帰宅すると、鬼のような形相で待ち受け、離婚届を目の前に置かれたり、離婚に関する書籍を何冊も購入して、「よく読んでおけ!」と言われたりもしました。
その書籍の中には、離婚率が高いとされるデンマークの離婚した夫婦をつづったものがあり、それがきっかけで「デンマーク」が息苦しくつらい「トラウマ・ワード」となった時期もありました。
また、AのSNSに、女性の存在をほのめかす内容が幾つかアップされたことや、その相手と思われる女性も同様の内容でアップしていたことを、なんと、入籍記念日の2月14日「バレンタインデー」に知る・・・という、畳み掛けるパンチの応酬に、私の心はKO!
また、明らかに私や母が言ったことも取ったこともない言葉や態度を責め立てられ、何度否定しても、「否、言ったんだ」と私の訴えを遮り、呪文のように繰り返されて、頭がおかしくなりかけたこともありました。
さらに私を怯えさせたのが、当時住んでいた家の玄関の音でした。暗証番号を押して開ける玄関ドアの「ピ、ピ、ピ、ピ、ピピッ・・ピ-!!」という音が、自分の心臓の鼓動で飛び起きるほどの恐怖音となって寝こみを襲いました。まさに「エルム街の悪夢」の「フレディーがやってくる!」のさまでした。
しかし、それらの私を襲った恐怖の根源は、「A自身ではなく、彼を通して私を攻撃し、滅ぼそうとしていた『暗闇の支配者』たちの仕業だったのだ」と、クリスチャンになって聖書の学びを深めるうち、理解できるようになっていきました。そういった学びが充実している教会に植えられたことを、主に感謝致します。
私たちにあった諸々の「心の傷」がドアとなり、「暗闇の支配者」たちが侵入し破壊していった。その大きな要因の一つが、墓信仰「X」の背後に働いていた「力」だったのでしょう。
コミュニケーションを狂わし、人間関係を破綻させる「レビヤタンの霊」や、人をコントロールし恐れを与え支配していく「イゼベルの霊」等々が、誤解・疑惑・怒り・憎しみといったネガティブな感情を私たちの魂に生じさせ、夫婦関係を崩壊させてしまった・・・。
この地上においてはまったく関係のない、お互い知らない者同士であっても、霊的世界ではつながっていて、まるで「劇場型オレオレ詐欺」のように背後で結託し、人を滅ぼそうと攻撃してくるのだ!と、つくづく痛感しています。
「盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです」(ヨハネ10:10)。「離婚宣告」されるまで、私は私自身の選択で、御父が与えてくださっていた「命と祝福」ではなく、「死と呪い」を選び続けていたのです。
「暗闇の力」は、まだイエス様を受けていない、救われていなかった私の心(自由意思)を巧みに誘導し、「破壊の力」を増大していったのです。その過程には、魔術・呪術・占いが関係していました。
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