【CJC】英国国教会(聖公会)は18日、ロンドン主教に現クレディトン主教のサラ・マラリー氏(55)を選任した。ロンドン主教に女性が就任するのは初めて。
メディア報道によると、マラリー氏は看護師だったが、召しに応えて2006年聖職に就いた。既婚で2児がいる。
ロンドン主教は英国国教会では第3位の地位にある。マラリー氏は選任受諾に際して、その名誉と責任について「うれしくはあるが、おびえもある」と語った。また、女性である自身の指名について、より伝統的な信仰に立つ人は支持しないことは分かっている、と付け加えた。
英国国教会のトップで、世界の聖公会の霊的最高指導者であるカンタベリー大主教のジャスティン・ウェルビー氏は「素晴らしいニュース」と歓迎した。