クリスチャンの細川素子氏によって戦後、創設された盛岡大学・盛岡大学短期大学部(岩手県滝沢市)が、9日、国立岩手山青少年交流の家と連携・協力に関する協定を締結した。
締結式は青少年交流の家の所長室で行われ、同大からは徳田元(はじめ)学長、市川地域連携センターの市川洋子所長、金沢幸範事務局長、渡辺嘉明地域連携センター事務室長が出席した。また、国立岩手山青少年交流の家からは、松田栄二所長、佐々木浩次長、大石泰夫運営委員会委員長、東喜洋主幹が出席した。
今回の協定は、国立岩手山青少年交流の家と緊密かつ組織的な連携・協力体制の充実を図ることで、自然の中などでの活動を通じた社会貢献および教育・研究の発展に寄与することを目的としている。今後は、相互が実施する事業への協力・支援、共同事業の実施および研究開発、人材育成などについて協働して取り組んでいく考えだ。
地域貢献を重要な責務とする同大は、地域の課題に取り組むための地域連携センターを設置している。同センターでは、自治体と連携し、同大の人的・物的資源を活用して個性豊かな地域社会の形成を支援するとともに、地域の課題の解決を図り、地域の発展を支援する地域連携事業を推進している。今回の協定もその働きの一環。