日本カトリック正義と平和協議会は24日、日本カトリック司教団が11日に世界に向けて日本語で発表したメッセージ「地球という共通の家に暮らすすべての人へ原子力発電の撤廃を―福島原子力発電所事故から5年半後の日本カトリック教会からの提言―」の英語版が、そして25日にはドイツ語版ができたと発表した。
同協議会は14日、このメッセージの翻訳について、「世界に向け、まずは韓国語訳が作成されました。今後順次各国語に翻訳の予定です」と説明していた。
カトリック中央協議会からは10月4日、日本カトリック司教協議会『今こそ原発の廃止を』編纂(へんさん)委員会が編集した『今こそ原発の廃止を―日本のカトリック教会の問いかけ』が出版されている。
なお、22日にはベトナムが、ロシアと日本が受注した原発の建設計画を中止すると決定したことが、複数のメディアによって報じられている。