【CJC】人口3万5千人の米ミシシッピ州グリーンビルにある黒人主体のホープウェル・ミッショナリー・バプティスト教会が1日夜、ほぼ全焼した。
教会の外壁には、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏への投票を呼び掛ける言葉がスプレーで落書きされていた。
捜査当局は2日、放火による火事と断定、容疑者1人を取り調べていると発表した。
エリック・シモンズ市長は、記者会見で「教会の外壁には『トランプ氏に投票を』という言葉が落書きされていた」と述べ、「憎むべきひきょうな行為」と放火を批判した。
ネット上の募金サイト「ゴー・ファンド・ミー」では、歴史ある教会を再建しようと募金が立ち上げられた。AFP通信は2日夜の時点で目標額の1万ドル(約104万円)を上回る1万1500ドル(約120万円)が集まったと報じている。