京都市の龍谷大学アバンティ響都ホールで4月16日(土)、「戦後70年+1~戦後、日本は平和国家として歩んできたのか?」と題して、作家の神戸女学院大学名誉教授の内田樹(たつる)氏の講演会とシンポジウムが行われる。主催は京都宗教者平和協議会、協賛は京都仏教徒会議、憲法9条京都の会、世界の平和を求める京都宗教者連絡会のほか、京滋キリスト者平和の会、日本基督教婦人嬌風会京都部会など。
戦後70年の節目の年だった2015年は、安保関連法案が可決され、戦争ができる国となりつつあるのではないかとの懸念から、日本各地で反対運動が広がった。「戦後70年+1」年目となる今を、どのような思いで捉え、今何ができるのかを考える。
講演後のシンポジウムでは、内田氏が、浄土真宗本願寺派住職で相愛大学教授の釈徹宗氏など宗教者3人を交えて、争いを生み出してしまう人間の特性に宗教はどのように関われるのか、宗教者は争いを止めることができなくても、少しでも穏やかに“平穏”な世を目指し行動することができないか、などについて語る。
日時:2016年4月16日(土)
定員:350名
時間:18:00~21:00
会費:1500円(学生・障がいのある方 500円)
会場:龍谷大学 響都ホール(アバンティ9F)
京都駅八条口東口より徒歩約1分
(シンポジウムのパネリスト)
内田樹 (凱風館館長・神戸女学院大学名誉教授)
五十嵐隆明(元永観堂禅林寺法主・社会福祉法人同和園理事長)
宮城泰年 (本山修験宗聖護院門跡門主)
釈徹宗 (浄土真宗本願寺派如来寺住職・相愛大学教授)
申し込みはフェイスブックページ、メール:[email protected]、またはFAX:075・462・2826まで。