東京都板橋区内で自動販売機に火を付け、自動販売機内にあった現金を盗んだとして、高校生ら16〜17歳の少年3人が逮捕された。FNNなどが4日伝えた。
FNNによると、少年3人は今年1月、板橋区内の自動販売機2台の釣り銭口を燃やし、計8000円を盗んだ疑いが持たれている。犯行前にはツイッターで「自販機燃やそうぜ。オイル持ってきて」(FNN)などとやり取りをしており、犯行時には自販機から盗んだ飲み物を使って火を消していたという。
3人のうち、私立高校3年の男子生徒(17)が、先輩から借りた金を返すため、他の少年らに呼び掛けていたという。
産経新聞によると、3人の逮捕容疑は、1月21〜22日に板橋区三園と同区成増で、自動販売機2台を燃やし現金を奪った器物破損と窃盗の容疑。一方、板橋区内では1月6〜22日、自動販売機が燃える同様の不審火が8件発生しており、少年らはいずれの不審火についても関与を認めているという。
逮捕された少年3人はいずれも板橋区内に住んでおり、同区の中学2年の男子生徒(13)も犯行の一部に関与していたとして、児童相談所に通告された。