福井市黒丸町の浄化施設「日野川浄化センター」にある池で1日朝、生後間もない赤ちゃんの遺体が発見された。福井県警福井署が死体遺棄事件とみて捜査を進めている。日本テレビなどが伝えた。
日本テレビによると、日野川浄化センターの職員が1日午前9時ごろ、地下にある「沈砂池」と呼ばれる設備で、赤ちゃんの遺体が浮いているのを発見した。遺体は、へその緒が付いた生後間もない身長20センチほどの女児で、搬送先の病院で死亡が確認された。産経新聞によると、女児は発見時、裸の状態だった。
福井市のホームページによると、日野川浄化センターまで下水管を通って流れてきた下水は、まずは沈砂池に入る。沈砂池は、下水の中に含まれている大きなゴミなどを取り除く設備で、日本テレビによると、外部から侵入できるような場所ではないという。